大晃機械工業株式会社

GEAR PUMP
ギヤポンプ

大晃機械工業株式会社のギヤポンプ

世界に先駆けて考案された一点連続接触歯車の欠円ギヤを標準採用したポンプです。
欠円ギヤは、従来方式のインボリュート歯車で生じる液体の閉じ込み現象を解消し、 低騒音・低振動・長寿命化を実現した液体移送用の容積型ポンプで、 潤滑油・燃料油・化学薬液移送用ポンプなどの用途で採用されています。

ギヤポンプの作動原理

ギヤポンプの作動原理

ケーシング内部で回転する噛み合う歯車によって生ずる空間に揚液を含み、 液がケーシング内周を回って吸込側から吐出し側へと移送するポンプで、 容積式ポンプの一種です。

当社のギヤポンプは、欠円ギヤを採用しています。

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ギヤシャフト
欠円ギヤ(大晃ギヤポンプ)の
形状についてご紹介します。

インボリュートギヤ

<閉じ込み現象>
二点が接触することにより、液が圧縮(A→B)・膨張(B→C)し、振動・騒音の原因となります。

インボリュートギヤ

従来

欠円ギヤ

欠円ギヤ(大晃ギヤポンプ)は、一点連続接触であるため、閉じ込み現象は起こりません。

欠円ギヤ

POINT  振動・騒音の軽減

大晃ギヤポンプ

欠円ギヤの特徴

01

動力の消費が
少ない

02

吐出し液に気泡が
生じない

03

高粘度にも対応

04

運転時の騒音が
小さい

05

長期使用にも
能力低下が僅少

06

一点連続接触の
歯型

07

ダブル
ヘリカル構造

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ギヤポンプの軸受
ギヤポンプの軸受けについてご紹介します。
軸受とはその名のとおり、軸を受ける機械要素
部品構造から以下の2種類に分類されます。

すべり軸受

軸と軸受の接触ですべり運動をする軸受です。

すべり軸受

大晃ギヤポンプ

転がり軸受

内輪と外輪の間に転動体(玉やころ)を入れ、転がり運動をする軸受です。

転がり軸受

従来

すべり軸受の特徴

01

構造がシンプル

02

半永久的な寿命

03

静粛性に優れる

04

耐衝撃性がある

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ギヤポンプの軸封
ギヤポンプの軸封についてご紹介します。

グランドパッキン

グランドパッキン

繊維の角編みしたパッキンで、軸表面に押し付けてシールする構造

安価で取扱いが容易

シールの特性上、揚液を漏洩させながら使用する(漏洩量:1滴/1秒)

パッキンの締付で漏洩量の調整が可能
(締付過ぎはパッキン・軸の早期摩耗)

メカニカルシール

メカニカルシール

回転環(軸と共に回転)と固定環(カバーに固定)の面で摺動してシールする構造

高価であり、構造が複雑なため、組込みに技術を要する

正しく使用された場合の漏れ量はごく僅かであり、摩耗も少なく長寿命

オイルシール

オイルシール

ゴム製の摺動接触面でシールする構造

安価で取扱いが容易

漏れ量はごく僅かだが、経年摩耗による漏洩量増加に対し調整は不可

一般的なオイルシールの耐圧限界は、max.0.03MPaまで

メカニカルシール

メカニカルシール
(クエンチング方式)

使用揚液が燃料油の場合、オイルクエンチング方式を用いる。
燃料油などがシール面から滲み出た際に気化し、残留物が摺動面に堆積することでシール漏れの原因となる。
メカニカルシールの大気側に潤滑油を封入することで、摺動面を大気から遮断し、燃料油の気化を防止する。

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