ROOTS BLOWER
ルーツブロワ
のルーツブロワ
インペラ形状は用途によって2葉式、3葉式のシリーズを取り揃えており、口径は小型のもので20Aから、大型のものは700Aまでの製作に対応しています。
空気から特殊ガスまで対応できる製品もあり、用途に合わせた仕様での提供が可能です。
水処理、空気力輸送、ガス循環、PSA法でのガス分離などで採用されています。

ルーツブロワの作動原理
ケーシング内部で回転するインペラ同士が僅かな隙間を保ちながら、
非接触回転することで、ケーシング内周を回って吸込側から吐出し側へと気体を移送する、
容積式ポンプの一種です。
当社のルーツブロワは、2葉インペラ、または3葉インペラを採用しています。

インペラシャフト
ルーツブロワのインペラ形状について
ご紹介します。
トップが円弧になっている場合、シール効果が薄くなり、内部からの漏洩が発生しやすくなります。

インペラプロフィールの先端(トップ)は、ケーシング内周との面シール構成となっており、 ロータの回転方向に対して反対方向へ吹き抜けようとする気体に対して、 このステップで逆転の過流を発生させることで、漏洩量を低減し、高効率化を図って省エネルギー効果を持たせています。

POINT 内部漏洩量の低減
インペラの葉数


インペラ葉数による特性
二葉は内部容積が大きいため、三葉に比べてポンプ本体を小さくすることができます。
一方、三葉は脈動圧や圧縮音、漏洩量が二葉よりも小さく、用途に応じたバリエーションへの対応が可能となっております。

ルーツブロワの軸封
ルーツブロワの軸封についてご紹介します。

ラビリンスシール
・軸との隙間に,気体の流れに対し多数の絞りを直列に設け、内側の気体がそこを通過するたびに大きな圧力損失によって膨張し、シールする構造

Vリングシール
・ゴム単体で、内周側を固定し、リップ側を端面部に摺動させてシールする構造

非接触油切
・同心の油溝を軸外径,ハウジング内径の両方に設け,油溝に保持された潤滑剤によりシールする構造

オイルシール
・ニトリルゴム(NBR)でできた摺動接触面でシール(密封)する構造
・摺動部分の油膜によって摩擦力が小さく、摩耗が少ない汎用性があり、安価なため入手が容易である

メカニカルシール
・回転環(軸と共に回転)と、固定環(カバー側に固定)が摺動することでシールする構造漏れが極めて少ない
・高温、高圧、高速、あるいは極低温など苛酷条件にも使用できる
・摺動材料の摩耗も少なく長寿命
<バリエーション>
1-Sメカニカルシール
1-Wメカニカルシール
4-Wメカニカルシール
4-Wドライガスシール

主要材質
ルーツブロワの主要材質について
ご紹介します。
表面処理
ルーツブロワの表面処理についてご紹介します。
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